アインシュタインも驚いた!投資の最強の味方「複利の力」を50代向けに徹底解説

アインシュタインも驚いた!投資の最強の味方「複利の力」を50代向けに徹底解説

こんにちは!
「おそ50」案内人の さんぱち です。

あのアインシュタインが「人類最大の発明だ」「宇宙で最も強力な力だ」と呼んだもの。
それが、今日お話しする「複利(ふくり)の力」です。

「複利…? なんだか難しそう…」
「どうせ、20代の若者が、何十年もかけてやる話でしょ?」
「私たち50代には、もう時間がないから関係ないよ」

もし、あなたが今そう思っているとしたら、人生でとてつもなく大きな損をしているかもしれません。

大丈夫です。難しい計算式は一切使いません。
今日は、なぜ私たち50代にこそ「複利の力」が必要なのか、「雪だるま」の例えを使って、世界一わかりやすく解説しますね!

そもそも「複利」って何?

「複利」を理解するために、まずはその反対の「単利(たんり)」から見てみましょう。

  • 単利(たんり)
    「元本(最初のお金)」だけに利息がつく方法です。
    例: 100万円を預けて、利息が5万円ついたとします。その5万円はお小遣いとして使ってしまいます。 来年も、元本の100万円だけで利息をもらいます。
  • 複利(ふくり)
    「元本+利息」の両方に利息がつく方法です。
    例: 100万円を預けて、利息が5万円つきました。その5万円は使わずに、元本の100万円に足します。 来年は「105万円」を元手にして、利息をもらいます。

分かりにくいですよね(笑)
これを、「雪だるま」に例えてみましょう。

2つの雪だるま

ここに、小さな雪だるま(あなたのお金)が2つあります。

【単利の雪だるま】
坂の上から転がします。少し雪がついて大きくなりました(利息)。
あなたは、その新しく付いた雪(利息)を、嬉しくて全部はがしてしまいます。
そして、また元の小さな芯(元本)から転がし始めます。
これでは、雪だるまはいつまで経っても大きくなりませんよね。

【複利の雪だるま】
坂の上から転がします。少し雪がついて大きくなりました(利息)。
あなたは、その雪をはがしません。
大きくなった雪だるま(元本+利息)を、そのまま、さらに転がします。
するとどうでしょう?
大きくなった分、次に付く雪の量が、さっきよりも増えますよね?
転がせば転がすほど、付く雪の量が爆発的に増えていく。

これが「複利の力」です。
利益が、次の新しい利益を生んでくれる。まさに「お金がお金を生む」状態です。

目次

【最大の疑問】「50代の私たちには、時間がありません…」

ここまで読んで、賢いあなたはこう思ったはずです。
「雪だるまを大きくするには、長い坂道(=時間)が必要でしょ? 私たち50代には、もうそんなに長い坂道は残ってないよ!」と。

その通りです。
正直に言います。20代の若者が今から40年かけて作る雪だるまの大きさに、私たちが今から追いつくことはできません。

ですが、だから「やらない」というのは、違います。

私たち50代が複利を学ぶべき理由は、若者とは違うところにあるんです。

理由1:ゴールが違うから

20代の若者は「1億円の巨大な雪だるま」を目指しているかもしれません。
でも、私たちの目標は何でしょうか?

「老後に、少しでもゆとりを持つこと」
「インフレ(ゆでガエル)に負けず、お金の価値を守ること」
ではありませんか?

その目標のためなら、10年、15年という時間でも、複利の力は絶大な効果を発揮します。
「40年」か「0年」かで考えるのではなく、「15年」か「0年」かで考えるべきなんです。
何もしなければ、雪だるまは溶けていくだけ(インフレ)ですよ!

理由2:最初の雪玉の「大きさ」が違うから

若者には「時間」がありますが、「お金(タネ銭)」は少ないかもしれません。
彼らは、小さな「こぶし大」の雪玉からスタートします。

でも、私たち50代はどうでしょう?
若者よりは、少し「最初の雪玉(元本)」を大きく始められる可能性がありますよね。

複利のすごいところは、「最初の雪玉」が大きければ、その分、育つスピードも速いことです。
小さな雪玉を40年転がすレースには負けても、「中くらいの雪玉」を15年転がすレースなら、十分に戦えるんです。

「複利の力」を味方につける、具体的な方法

では、どうすれば「複利の雪だるま」を転がせるのでしょうか?
方法は2つあります。

  1. 高配当株の「配当金を再投資」する
    以前、私がみずほ銀行の株を買った話(記事リンク)をしましたね。
    あの時もらった「配当金」という嬉しかった成功体験。
    あの配当金を、お小遣いとして使ってしまうと「単利」です。
    その配当金で、さらに新しい株を買い増したら「複利」になります。
    この「配当金再投資」こそが、雪だるまを大きくする第一歩です。
  2. 投資信託で「分配金再投資型」を選ぶ
    NISAで「全世界株式(オルカン)」などの投資信託を買う場合、ほとんどの商品で2つのコースが選べます。
    • 分配金「受取型」 → 利息(分配金)をお小遣いとして受け取る(=単利
    • 分配金「再投資型」 → 利息(分配金)を自動で元本に足して、雪だるまを大きくする(=複利
    もう、どちらを選ぶべきか分かりますよね?
    もし、あなたが本気で資産を育てたいなら、必ず「再投資型」を選んでください。

まとめ:50代こそ、最強の味方を手なずけよう

「複利の力」は、時間があればあるほど強力になるのは事実です。
しかし、「時間がない」と諦めるのは、あまりにもったいない。

私たちに残された「10年、15年」という貴重な時間。
それを「単利」で過ごすのか、「複利」で過ごすのか。
その差は、15年後に驚くほど大きな違いとなって現れます。

アインシュタインが「最強の力」と呼んだこの仕組みを、もう他人事にするのはやめましょう。
私たち50代こそ、この最強の味方としっかり手を組んで、未来のお金の不安を「安心」に変えていくべきなんです。


この記事が、あなたの資産形成を考える上でのヒントになれば嬉しいです。 ただ、大切なお金のことですので、最終的な投資の判断は、必ずご自身の責任で行うようお願いいたします。一緒に、賢くお金と付き合っていきましょう!

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