【定年後のマネープラン】資産寿命を延ばす「4%ルール」と賢い取り崩し順序(NISA vs 特定口座)

【定年後のマネープラン】資産寿命を延ばす「4%ルール」と賢い取り崩し順序(NISA vs 特定口座)

こんにちは!「おそ50」案内人のさんぱちです。

定年退職、おめでとうございます!長い間、本当にお疲れ様でした。 これからは、趣味や旅行など、自分のための時間を思いっきり楽しむ「第二の人生」のスタートですね。

でも、そんなワクワクする気持ちの裏側で、ふと、こんな不安が頭をよぎることはありませんか?

「退職金と貯金、これで本当に死ぬまで足りるのかな…?」 「長生きするのは嬉しいけど、お金が先になくなったらどうしよう…(長生きリスク)」

そう、現役時代は「資産をどう増やすか」がテーマでしたが、定年後は**【「資産をどう長持ちさせるか(資産寿命を延ばすか)」】**が最大のテーマになります。

ただ銀行預金を切り崩していくだけでは、インフレ(物価上昇)の波にのまれて、あっという間に底をついてしまうかもしれません。

今日は、そんな不安を解消し、豊かな老後を安心して過ごすための、世界標準のマネープラン「4%ルール」と、絶対に知っておきたい「賢い取り崩し順序」についてお話しします。

1. 資産を長持ちさせる魔法の数字「4%ルール」とは?

「4%ルール」とは、アメリカのトリニティ大学の研究で導き出された、資産取り崩しの黄金ルールです。

簡単に言うと、**【「老後資産を、運用しながら、毎年その資産の4%ずつ取り崩していけば、30年以上資産が枯渇しない確率が非常に高い」】**というものです。

(※前提条件:株式50%・債券50%で運用し、インフレ率も考慮した場合)

例えば、2,000万円の資産がある場合、 2,000万円 × 4% = 年間80万円(月額約6.6万円) これを取り崩して年金に上乗せして使っても、資産はなかなか減らない(なんなら増えることもある!)という、夢のような研究結果なのです。


■ 補足情報(NOTE):日本の現状に合わせた「3%ルール」のススメ ■

ただし、この「4%」はアメリカの過去のデータに基づいた数字です。現在の日本の低いインフレ率や、将来の不確実性を考えると、少し保守的に見積もった方が安全かもしれません。 私たち「おそ50」世代には、より確実性を高めた【「3%〜3.5%ルール」】を目安にすることをおすすめします。 (例:2,000万円なら、年間60万円〜70万円の取り崩し)

目次

2. 「定額」と「定率」、どっちが長持ち?

取り崩し方には、二つの方法があります。

  1. 定額取り崩し: 資産の増減に関係なく、毎年「〇〇万円」と決まった額を引き出す。
  2. 定率取り崩し: 毎年、その年末時点の資産残高の「〇%」を引き出す。(4%ルールはこちら)

結論から言うと、【資産を長持ちさせたいなら「定率取り崩し」が断然おすすめ】です。

なぜなら、もし暴落が来て資産が減ってしまった時、「定額」だと資産に対する取り崩し割合が大きくなりすぎて、資産減少が加速してしまいます。 一方、「定率」なら、資産が減った年は取り崩す額も自動的に減るので(例:資産が1,500万円に減ったら、取り崩し額も45万円に減る)、資産が枯渇するリスクを大幅に下げることができるのです。

年金額は変動しますが、資産を守るための「安全装置」が働くと考えれば安心ですね。

3. 知らないと大損!NISAと特定口座、どっちから使う?

さて、ここからが今日一番大事な話かもしれません。 資産を取り崩す時、あなたは「NISA口座」と「特定口座(課税口座)」、どちらにある資産から売却しますか?

「どっちも同じ自分のお金でしょ?適当でいいんじゃない?」

いいえ、それが大きな間違いなんです! 取り崩す順番を間違えると、将来手元に残るお金に【数百万円の差】が出る可能性があります。

【鉄則:まずは「特定口座」から!NISAは最後まで温存せよ!】

理由はシンプルです。【「税金」】です。

  • 特定口座: 利益に対して約20%の税金がかかります。
  • NISA口座: 利益に対して税金が一切かかりません(非課税)

資産を長持ちさせるための最大の秘訣は、【「税金がかからない場所(NISA)で、できるだけ長くお金を働かせること」】です。

具体的なシミュレーションを見てみよう

もし、NISA口座と特定口座にそれぞれ資産があり、どちらかを売却して生活費に充てる必要があるとします。

【悪い例:NISAから先に売却】 せっかく非課税で運用できる「金の卵を産むニワトリ(NISA資産)」を先に食べてしまうことになります。残った特定口座の資産は、増えれば増えるほど、将来売却する時にガッツリ20%の税金を持っていかれます。

【良い例:特定口座から先に売却】 税金がかかる特定口座の資産を先に生活費に充てます。その間も、NISA口座の資産は【非課税のまま】すくすくと育ち続けます。複利効果を最大限に活かせるので、最終的に手元に残るお金が最も多くなるのです。

まとめ:賢い戦略で「資産寿命」を延ばそう

定年後のマネープランの要点は、この二つです。

  1. 資産は全額預金せず、運用しながら「定率(3〜4%)」で少しずつ取り崩す
  2. 売却する時は、必ず「特定口座(課税口座)」から先に取り崩す

このルールを守るだけで、あなたの資産寿命は劇的に延びるはずです。 お金の不安をなくして、心豊かなセカンドライフを存分に楽しんでくださいね!

この記事が、あなたの資産形成を考える上でのヒントになれば嬉しいです。 ただ、大切なお金のことですので、最終的な投資の判断は、必ずご自身の責任で行うようお願いいたします。一緒に、賢くお金と付き合っていきましょう!

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