【新NISA戦略】50代は「つみたて投資枠」から始めるべき?成長投資枠との賢い使い分け

【新NISA戦略】50代は「つみたて投資枠」から始めるべき?成長投資枠との賢い使い分け

こんにちは!
「おそ50」案内人の さんぱち です。

NISA口座を開設し、「全世界株式(オルカン)」のような投資信託を買おうと決めたあなた。
いざ、購入ボタンを押そうとした時、こんな2つの言葉が出てきて「あれ?」と手が止まっていませんか?

  • 「つみたて投資枠」
  • 「成長投資枠」

「どっちで買えばいいの?」
「そもそも、この2つは何が違うの?」

大丈夫です。安心してください。
この2つの枠は、50代の投資未経験者である私たちにとっては、全く難しくありません。

結論から言います。
私たちが、まず使うべきなのは「つみたて投資枠」です。
「成長投資枠」のことは、一旦忘れてしまってもOKです!

なぜ、そう言い切れるのか。
この2つの枠の「本当の違い」と、私たち50代にとっての「賢い使い分け」を、世界一わかりやすく解説しますね。

2つの枠は「お弁当箱」だと思えばOK!

新NISAという大きな「お弁当箱」には、実は2つの仕切り(部屋)があります。
それが「つみたて投資枠」と「成長投資枠」です。

どちらの部屋(枠)で買ったものも、「利益に税金がかからない(非課税)」という最強のメリットは全く同じです。

じゃあ、何が違うのか?
それは「入れられる“おかず”の種類」「買い方」だけなんです。

部屋①:「つみたて投資枠」(こっちがメイン!)

  • 特徴:
    「コツコツ積立(自動)」でしか買えません。
  • 入れられる“おかず”:
    金融庁が「これは長期間、コツコツ資産を作るのにふさわしい!」と厳選してくれた、超優良な投資信託(幕の内弁当)だけ
    (もちろん、あの「オルカン」も含まれます!)

部屋②:「成長投資枠」

  • 特徴:
    「コツコツ積立(自動)」もできるし、「好きな時に一気に買う(スポット購入)」もできます。
  • 入れられる“おかず”:
    「つみたて投資枠」の優良弁当に加えて、
    ・「高配当株」(私があの時買った、みずほ銀行のような)
    ・「テーマ型投信」(”AI革命ファンド”みたいな、ちょっとマニアックな弁当)
    など、ほとんどの金融商品を入れることができます。
目次

なぜ50代は「つみたて投資枠」から始めるべきなのか?

「成長投資枠」の方が、色々なものが買えて、買い方も自由で、なんだか良さそうに見えますよね?

でも、だからこそ「危険」なんです。

私たち50代の初心者が、いきなり「何でも買えますよ!」という自由な売り場(成長投資枠)に放り出されたら、どうなるでしょう?

「今、流行りのAI株が良さそう!」
「高配当株を、ボーナスで一気に買ってみよう!」

と、感情的になって、ギャンブルに近い「一点買い」をしてしまう危険性が非常に高いのです。
それは、私たちが目指す「コツコツ資産形成」の真逆を行く行動です。

その点、「つみたて投資枠」はどうでしょう?

  • 買える商品は、プロ(金融庁)が厳選してくれたお弁当(オルカンなど)だけ。
  • 買い方は、「積立」という最も安全な方法だけ。

つまり、「つみたて投資枠」とは、私たちが失敗しないように、国が作ってくれた「安全レール」なんです。

50代の私たちは、もう若い頃のように大きな失敗はできません。
だからこそ、まずはこの「安全レール」の上からスタートすべきなんです。

さんぱち流「賢い使い分け」戦略

「じゃあ、成長投資枠は、一生使わなくていいの?」

いえ、そんなことはありません。「成長投資枠」にも、素晴らしい使い道があります。
私なりの「使い分け」プランをご紹介しますね。

フェーズ1:まずは「つみたて投資枠」をフル活用!

  • やるべきこと:
    「全世界株式(オルカン)」を、「つみたて投資枠」で、「毎月コツコツ(自動)」で買う設定をする。
  • 目標:
    まずは、この「つみたて投資枠」の年間上限(120万円)を目指して、無理のない範囲で積立を続けます。

はっきり言って、50代からの資産形成は、9割の人がこれだけで十分です。
ここで悩む必要は、もうありません。

フェーズ2:「成長投資枠」は“お楽しみ”で使う

「つみたて投資枠」での積立に慣れてきて、
「毎月の積立以外にも、ボーナスなどで投資に回せるお金ができた」
「オルカン以外にも、ちょっと興味が出てきた」
…という余裕が出てきたら、初めて「成長投資枠」の出番です。

  • 「成長投資枠」で買うもの:
    • 私が最初にやったような「高配D当株」(みずほ銀行など)
    • 応援したい日本の個別株(トヨタなど)

「つみたて投資枠」で“守り”の資産(オルカン)をしっかり育てつつ、
「成長投資枠」で、配当金をもらう楽しみなどの“攻め(お楽しみ)”を少し加える。

これが、50代の私たちが、楽しみながら投資を続けていく最強の布陣だと私は思います。

まとめ:迷うな!まずは「つみたて投資枠」で第一歩を

今日の話は、とてもシンプルです。

  1. NISAには「つみたて」と「成長」の2つの部屋がある。
  2. 初心者の私たちは、まず「つみたて投資枠」という“安全レール”だけを使えばOK!
  3. 買う商品は「全世界株式(オルカン)」で決まり。
  4. 「成長投資枠」は、慣れてからの“お楽しみ”にとっておこう。

これで、もうあなたは迷うことはありませんね。
証券口座にログインしたら、「つみたて投資枠」を選び、「全世界株式(オルカン)」を「毎月〇円」と設定する。

その「ポチッ」という一つの操作が、あなたの10年後の未来を大きく変える、本当に偉大な一歩になります。


※当ブログで紹介している情報は、一個人の経験に基づくものです。投資の最終的な判断は、ご自身の責任でお願いいたします。

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