【投資の最初の一歩】私がNISAで最初に「高配当株(みずほ銀行)」を買った理由

【投資の最初の一歩】私がNISAで最初に「高配当株(みずほ銀行)」を買った理由

こんにちは! 「おそ50」案内人の さんぱち です。

これまでの記事で、「投資は怖くない」「NISAは最高の制度」とお伝えしてきました。 でも、きっと多くの方が、今こんな疑問を抱えているはずです。

「理屈は分かった。でも、結局『何』を買えばいいの?」

これは、口座を開設した人が必ずぶつかる、最大の壁ですよね。 雑誌やネットを見れば、「まずは全世界株式(オルカン)の積立が王道!」と書かれています。

それは、間違いなく正解の一つです。 でも今日は、あえて私自身の「最初の一歩」のお話をさせてください。

「儲かる」とか「王道」とか、そういう理屈の前に、私が投資を**「楽しい!」と実感し、NISA歴8年という今まで続けてこられた、その原点**とも言えるお話です。

私がNISAで最初に買った株

私がNISA口座を開設して、一番最初に買った株。 それは「全世界株式」でも「S&P500」でもありませんでした。

何を隠そう、**「みずほ銀行(みずほフィナンシャルグループ)」**の株です。

「え?あの、みずほ銀行?」 「なんで?」 そう思うかもしれませんね。

その理由は、とてもシンプルでした。 当時、私はみずほ銀行に自分の預金口座を持っていたからです。

目次

スズメの涙 vs 年4%の衝撃

ある日、私はみずほ銀行のATMで、預金通帳を記帳していました。 そこに印字された「利息」の金額は…本当に「スズメの涙」でした。

(こんな金額のために、自分はこの銀行にお金を預けているのか…)

その時、ふと思ったんです。 「待てよ。自分は銀行にお金を預けている『お客さん』だけど、もし銀行の『株主』になったらどうなるんだろう?」

私はすぐに「みずほ銀行 株価 配当」と調べてみました。 そして、衝撃の事実を知ることになります。

  • 預金者(私): 銀行にお金を預けても、金利はほぼゼロ(スズメの涙)。
  • 株主(もし私): 株を持っていれば、株価に応じた配当金が「年4%」(当時の利回り)もらえる。

「同じ銀行なのに、お金を『預ける側』と『株を持つ側』で、こんなに扱いが違うのか!」

この気づきが、私の背中を押しました。 「それなら、スズメの涙をもらう側より、4%をもらう側になってやろうじゃないか」 私はNISA口座で、みずほ銀行の株を買うことを決意しました。

初めての「配当金」という名の成功体験

そして数ヶ月後。 自宅の郵便受けに、**「配当金支払通知書」**と書かれた一通の封筒が届いていました。

金額にすれば、大した額ではなかったかもしれません。 でも、その封書を開き、**「配当金 〇〇〇〇円」**という文字を見たときの嬉しさは、今でも忘れられません。

なぜなら、それは私が汗水たらして働いて得た「給料」とは全く違う、 「お金が、自分のためにお金を稼いできてくれた」 という、初めての記念すべき成功体験だったからです。

「うわ、本当にもらえた…!」

証券口座の画面上で数字が増えるのとはまた違う、この「紙一枚」が運んできてくれたリアルな実感、この「嬉しさ」こそが、投資の不安を吹き飛ばし、「これからも続けてみよう!」という最強のモチベーションになったのです。

なぜ「高配当株」が最初の一歩におすすめなのか

全世界株式の積立(インデックス投資)は、確かに王道です。 でも、資産が育つのに時間がかかり、成果を実感しにくいのが難点です。

その点、「高配当株」から入るのには、こんなメリットがあります。

  1. 「成功体験」が早い: 年に1〜2回、定期的にお金が振り込まれたり、通知書が届いたりするので、「投資って本当に意味があるんだ!」と実感しやすい。
  2. 続ける「心の支え」になる: もし株価が下がって不安になっても、「まあ、配当金がもらえるから、のんびり待っていよう」と、長期保有する「心の錨(いかり)」になってくれます。

もちろん、株価が下がって配当金以上に損をしたり、業績悪化で配当金が減る(減配)リスクもゼロではありません。

でも、何を買えばいいか分からず、せっかく開いたNISA口座で一歩も踏み出せないでいるくらいなら… まずは、あなた自身がよく知っている身近な会社、応援したい会社、そして「配当金」という形で喜びを分けてくれる会社から始めてみるのは、とても賢い選択だと私は思います。

銀行の利息明細を見てため息をつく人生から、 配当金の振込通知を見てニヤリとする人生へ。

その最初の一歩、あなたも踏み出してみませんか?

【追伸】あの「みずほ銀行の株」の、その後…

ちなみに、私が8年前に「配当金が嬉しい!」という理由だけで買った、あのみずほ銀行の株。

もちろん、今でも大切に持ち続けています。

配当利回りこそ(株価が上がったため)当時より下がっては見えますが、受け取る配当金の額は増え続けています。 そして何より、当時の「株価」は、なんと今の3倍以上になってくれました。

「配当金が嬉しい」という短期的な喜びが、「株価3倍」という長期的な大きな資産にも繋がったのです。 「持ち続ける」ことの大切さも、この株が教えてくれました。

※当ブログで紹介している情報は、一個人の経験に基づくものです。特定の金融商品を推奨・勧誘するものではありません。投資の最終的な判断は、ご自身の責任でお願いいたします。

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